【音節・音素の発音】英語の発音で学ぶべき6分野(前編)

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発音の基礎を英語学習の初期に学ぶのが重要ということは、
多くの英語の教育者や成功した学習者の間でも
意見の一致を見るところとなっています。

当ガイドが考えるその具体的なメリットや理由については、
「発音から英語の勉強を絶対に始めるべき5つの理由」
の記事にて説明いたしました。
しかし発音の学習とは、具体的に一体何を学ぶことなのでしょうか?

フレーズだけで英語を勉強するとハマる3つの落とし穴

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前回の「英語のフレーズ学習は英語の基礎と実用英語を繋ぐ架け橋」
でもお伝えしたように、フレーズ重視で英語を学ぶことは、
基礎段階の頃からでも多くのメリットがありますので、
「逆転英語ガイド」でも強くお勧めしています。

ただ要注意なのは、フレーズだけを覚えようとして、
その他の発音・文法・単語を軽視していると、
英語の基礎がほとんど身につかず様々な問題が生じることです。

英語の基礎に必要な単語との理想的な出会い方

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ある一つの新しい単語と出会った時に、
それをどのように頭に入れていくかについて、
以前の「英単語を使える形で覚るための脳への刻み方」
という記事で解説しました。

今回はその次のステップとして、数多くの英単語の中から、
どのような単語どのように出会っていくべきなのか、
(特に英語の基礎に必要な単語を学習する際には)
ということに焦点を当てて解説していきます。

無料なのに効果的な基本英単語リストのまとめ

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英語の勉強を始めたばかりの人や、
久しぶりにやり直し始めた人が単語を学ぶ際には、
Duo 3.0のような単語帳に載っている中級以上の単語を学ぶ前に、
まずは試験で使われる英語だけではなく、
一般に使用されている英語の中で頻出で重要な単語から学ぶべきです。

基礎英単語の学習成果は覚えた単語の数では測れない!

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英語の単語を覚える時に学習成果の指標として、
「覚えた単語の数」がよく使われます。
この指標は 基本単語を習得した後でしたら、妥当かもしれません。

ただ、英語を学び始めたばかりの人にとっては、
この「覚えた単語の数」にとらわれ過ぎると、
実際の成果との大きなギャップにより、
余計な焦りや慢心を生む原因になり、
その後の英語学習に支障をきたしかねません。