英語学習を始めたばかりの人にとって、
まずは学んでおくべき基礎単語のリストというものは、
既に英語圏の言語学の研究者などにより数多く作成されています。
ここでは、その中でも特によく知られており、
含まれている単語も実際に有用で
なおかつ英語を学び始めの人向けのものをご紹介します。
ちなみに今回ご紹介するのは、以下のものになります。
- Ogden’s Basic English Word List
- GSL (General Service List)
- AWL (Academic Word List)
- NGSL (New GSL) & NAWL (New AWL)
- その他のリスト
- The Longman Defining Vocabulary
- VOA Special English Word Book
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これらの単語リストは、試験勉強のために使うような単語帳とは違い、
よく使われる単語をほぼ頻度順にただ羅列しただけのリストです。
そのため、これらをそのまま新しい単語を覚えるための学習に使うのは、
あまり適しているとは言えません。
ただ、今まで自分が覚えてきた単語が
基礎となる単語をどれくらいカバーしているのかを
チェックするための参考にはなりますし、
学習用の単語帳・単語学習アプリなどが
基礎単語を選定する際にも参考にできるようなリストです。
「逆転英語ガイド」が英語学習の「基礎」ステージで
学んでおくべきと考える基礎単語も
これらのリストを参考としていますので、
今すぐこのリストに載っている単語を覚えられなくても、
このような単語のリストがあるのだということを
知っていただけたらと思います。
「単語」の単位の定義
ちなみに、このようなリストでいうところの「単語」というのは、
辞書で言うところの「見出し語」、
言語学で言うところのlemmaという単位でまとめられています。
つまり、get/got/gotten/getting/gets はgetでまとめられ、
quick/quicker/quickest/quickly はquickで
まとめられているということです。
他のリストの収録「単語」数も特に断りが無い限り、
同様の意味になります。