米国で0から英語を学び、国内の独学で伸ばした経験が逆転英語ガイドの特徴の源

今の日本にあふれ返っている英語学習法に関する情報。
それらの学習法と比べた際に、
「英語逆転ガイド」でお伝えする学習法は一体どこが違うのでしょうか?
そのユニークさの源泉となっているのが、
著者である私Longoの初期から中期にかける英語学習の軌跡です。

最初に、その中期までの軌跡を要約してみますと、

  • ほとんどの日本人と同様に、12才で全くの0から英語を学び始める。
  • ただし、環境はアメリカ現地の中学校(2年間)。
  • 自然にではなく、意識的な学習プロセスを経ながら英語の基礎を習得。
  • その課程で(辞書以外の)日本で作られた教材は一切不使用。
  • 日本に帰国後は、普通の地方の公立中学・高校に通う。
  • 安い一般のコンテンツを使い、インプット主体の独学で英語力を伸ばす。
  • 米国大学に現役で入れる英語力を獲得する。(日本の大学にも合格。)

のようになります。

このような経験をベースにした「逆転英語ガイド」でお伝えする内容は、
次のような特徴を持っています。

  • 従来の学校教育とは違う、海外で学ぶような英語の基礎を養成する。
  • その「基礎」を感覚に落としこむまでのステップを
    感覚だけに頼らず、明文化した説明を交えた形で伝えるので、
    国内でも、初学者でも、年齢を重ねてからでも学べる。
  • 割安な教材・コンテンツ・サービスで独学するための力を養うので、
    全てを割高な教材やスクーリングに頼るよりも費用を格段に抑えられる。
  • 海外での生活・旅行に最低限必要なコミュ二ケーション能力を
    比較的早く楽に
    身につけられるようにすることと、
    留学や海外業務にも使えるハイレベルな英語力習得への対応の両立を、
    共通の「基礎」ステージとそれ以降のステージの分別により解決。

このような特徴を全て兼ね備える英語学習のための情報は、
私の知る限りにおいては他では提供されていません。
少なくとも当サイトのように原則として無料
または一般書籍程度の価格帯で情報を提供しているものの中では。

というわけで今回は、
このようなユニークな特徴を持つ学習法に至った原点である、
逆転英語ガイドの筆者Longoの初期〜中期における英語学習の軌跡を
かいつまんでではありますが、紹介させてもらいたいと思います。

そしてそれに続いて、「逆転英語ガイド」の内容が
その学習経験にどのように影響を受けているのかをまとめていきます。

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アメリカの中学で0から英語の基礎を身につける

日本生まれの日本育ち。両親も同様の日本人。
英才教育を受けるどころか、英語の勉強なんて一切しておらず、
英語なんて全く分からない英語力0の状態で、
小6だった私は、父の転勤とともにアメリカに渡りました。

しかも学校は、同学年に日本人0の現地校
先生もクラスメートも英語しか話さない世界に
いきなり放りこまれました。

手持ちの日本語で書かれた唯一の教材らしきものは
父のお下がりの古くて小さな英和辞典のみ。
年齢も12才になっていたので、
聞いてるだけで自然に話せるようになることもなし。

そんな状況から英語の学習を始めた私でしたが、
現地校でしていただいた、英語ができない生徒用の特別指導と
自身の意識的な学習によって、3ヶ月ほどで少しずつ分かり始め、
1年ほどでなんとか学校生活が送れる英語力がつきました。

(この中身がこのガイドの重要ポイントなのですが、
説明しだすと途方もなく長くなってしまいますので、
それはまた別の機会に詳しく説明させていただきます。)

そして2年目が終わる頃には、
一般の授業でも十分な成績をとれるようになり、
学校の友だちとの交流もだいぶできるようになっていました。

当ガイドの「英語力の基礎」はこの時の経験がベースに

この時点で私の持っていた語彙や文法知識の量自体は、
日本の大学受験生に比べても全然少ないものでしたが、
全般的な英語運用力や実用性という点から見れば、
かなりのレベルにまで達していたと言えます。

そして、単に英語の運用力があるというだけではなく、
後はここに知識を少しずつ加えていきさえすれば、
それに比例して英語力全体が伸びるという、
英語を自分の力で学ぶためのしっかりとした基礎ができていました。

以上のような経験から、「逆転英語ガイド」では、
私がアメリカ現地校の最初の約1年間でやってきた
英語学習の過程とそこから得られた成果に相当するものを、
国内の英語学習者にも学んでもらうことができれば、
大きな英語力の飛躍をきっと感じてもらえるとの思いで、
これらを英語学習の最初の「基礎ステージ」に位置づけています。

日本の中学・高校時代はほぼ独学で英語力を伸ばす

帰国直後の中学時代

2年間のアメリカ生活を終えて日本に帰ってきた私は、
地方のごく普通の公立中学校に入りました。
英語の先生も特に英語が話せるわけでもなく、
授業もごくごく一般的なものだったので、
自分の英語力を上げ続けようと思えば
独学するしか道がありませんでした。

洋画や米国のニュースを見てリスニング力を鍛えたり、
小説や雑誌を読んでリーディング力と語彙を伸ばしたり、
図書館で英会話や実践英語系の本を読んだりと、
今でも日本国内で英語を学習してる人がやっているのと
ほぼ同じような内容のメニューで独学をしていました。

ただ大きな違いは、アメリカの中学でしっかりと
英語力の基礎を身につけていたので、
新たに得た知識がスムーズにそのまま
英語力の向上に繋がっていたことでした。
(ちなみに中3の前半に英検2級に合格。)

高校時代の学習

高校時代もほぼ同様でした。
日本の国立大学の理系学部への受験の準備のため
数学・物理・化学など他の科目の勉強もしつつでしたので、
英語の勉強は、学校での時間を含めても一日約2時間がせいぜい。

日本の受験用の英語は、翻訳パターンに慣れるために
高1の一学期に文法だけある程度取り組んだだけで、
後は上記の中学の頃のような勉強を続けたり、
アメリカの大学受験用のTOEFL/SATの対策のために
類似問題を解いたりボキャビルなどをしていました。

それ以外では、見出しで「ほぼ」独学とあるように、
約2年間ほど週一で、英会話教室のネイティブの先生に
英語を教えてもらっていました。

このため、完全な独学というわけではなかったのですが、
特別な教授法で教わったというわけでもありませんし、
大部分の学習はやはり自力でやらざるを得ませんでしたので、
今のようにネットや書籍に学習情報があふれ、
格安でネイティブ講師とも英会話ができる時代におきかえれば、
実質的に「独学」と言ってもよい状態であったと思います。

独学でどれくらいの成果が出たのか?

ここまでご覧になっていただければ
お分かりになってもらえたかと思いますが、
日本に帰国してからの英語学習の内容は、
やっている項目自体はそれほど特別なものではありませんし、
一日の学習時間もスキマ時間をうまく活用すれば、
社会人の方でもなんとか捻出できる程度の時間です。

ただ、英語の基礎をしっかり身につけた上で、
国内で一人でもできるそれらの方法で
学習とトレーニングを続けたからこそ、
英語力を伸ばし続けることができました。

その成果の参考までに、高3時に受けた各種試験のスコアを
以下に記載しておきます。

  • TOEFL(PBT): 597点 (677点満点)
    (TOEICで換算すると、大体950点前後。
    当時のハーバード大の要求点は600点。)
  • SAT I Verbal: 540点(800点満点)
    (アメリカの国語センター試験のようなもの。
    アメリカの高校生を含めた平均を上回る。)
  • 日本のセンター試験: 198点(200点満点)
  • 国立大学の二次試験: 約9割(推定)

他にも、高3の時に世界各国からの高校生と
数日に渡って英語でディスカッションを行うイベントがあり、
そこで有意義な議論を十分に交わせていたので、
スピーキング力もそれなりに伸びていました。

この英語学習経験がどのように特徴に反映されている?

以上が、筆者である私の初期〜中期の英語学習の履歴です。

この後は、アメリカの大学・大学院に留学したのですが、
そこでの学習内容については、さすがにここでは書ききれませんので、
また別の機会にさせていただきたいと思います。

その後に、到達した英語力の概要については、
「筆者の紹介」の終盤部分にてまとめましたので、
もしご興味のある方は参考にしていただけたらと思います。
(ちなみにTOEICは満点の990点を取得しています。)

さて今回、私の英語学習の軌跡をご説明したのは、
この「逆転英語ガイド」の学習法の特徴の
ユニークさの源泉をお伝えするためでした。
ここで、その学習経験が当サイトの内容の特徴に
どのように反映されているかを一つずつ見てみます。

従来の学校教育とは違う、海外でしか得られないような英語の基礎を国内で養成できる。

日本の英語教育の影響をほとんど受けずに、
0から現地で試行錯誤しながら学んだからこそつかめた独自の観点で、
英語の習得に本当に必要なものを見極めて、
ガイドの内容に織り込んでいっています。

もちろん、私自身がアメリカの中学で受けた初期の英語教育を
そのまま全ての学習者用に再現するのは無理です。
その代わりに、その体験のエッセンスを科学的・教育学的知見や
数多くの学習体験談からの教訓と照らし合わせながら、
国内においても学習できるような形にアレンジしなおしています。
そのアレンジの際の判断に、上記の経験が活きています。

感覚だけに頼らない明文化した説明で、センスや年齢を問わずに学べる。

ネイティブや9~10才以前から英語圏で学び始めたバイリンガルとは違い、
意識的に具体的な学習ステップを踏みながら英語を習得してきているので、
その際のアプローチ方法や脳内で起こっていることなど、
一見感覚的なことも言葉に直して説明することが可能になっています。

この事により、音感や抽象化能力などのセンスもそれほど必要なく、
大人になって頭の柔軟性がやや失われた後でも、
説明をしっかり追うことと努力の継続さえできれば英語を習得できる、
という形にすることができました。

国内の割安な教材などによる独学で高いレベルまで英語力を伸ばせる。

アメリカから帰国直後の、知識の量ではまだまだ未熟な状態から、
国内で格安に調達できる教材などを使ってほぼ独学のみで
米国大学への直接留学も可能なレベルまで英語力を引き上げた経験から、
どこまでの英語の「基礎」を築き上げれば、
後はそこに知識を積み上げていくだけの状態になるかが
自信を持って把握できるようになりました。

よく宣伝文句で「簡単」をうたう英語教材・学習法のように

  • 最低限の会話までしかできない。
  • TOEIC 900点前後(あるいはそれ以下)で伸び悩む。
  • 実用的なコミニュケーションに繋がらない。

といった学習の途中で実用レベル前の天井に
ぶち当たるような問題には陥らない「基礎」になっています。

どんな目的にも「基礎」は必要。覚える知識は最低限でいいので逆に楽。

とは言っても、全ての人が留学や海外業務に必要なレベルの英語力を
目標としているわけではないと思います。

けれどそのような人にとって、
「このガイドの基礎は不要か?ムダに難しすぎないか?」
と聞かれれば明らかにNOと申し上げたいです。

まず、どんな簡単な英語の使い方にもある程度の「基礎」は必要です。

本当に片言で決まりきったフレーズだけのやりとりであれば、
確かにそのフレーズだけを覚えればいいかもしれません。

しかし、それ以上のことをやろうとしたら、
「発音」「表現の覚え方」「意味の解釈の仕方」「文の組み立て方」といった、
どうしても身につけないと先に進めない「型」のようなものがあります。

25mくらいは犬かきや自己流でもなんとか泳げるかもしれませんが、
500mくらい泳ごうと思ったら平泳ぎを覚えないといけないように、
英語にとっても「型」となる「基礎」は
英語を使うほとんど全ての目的において必要となってくるのです。

逆転英語ガイドの「基礎」は日本流よりも楽

そして、この「基礎」は難しいかと言ったら、それもNOです。
確かに、中学・高校などで教える英語のスタイルとは違うので、
最初は学び方の違いにとまどわれる場合もあるかもしれませんが、
それにさえ慣れれば逆に楽になると思います。

私でも、日本の単語帳や文法や英文読解の参考書を読もうとすると、
頭がクラクラしてくるくらいですので、
このガイドのやり方のほうが日本流より難しいということはなく、
逆に簡単に感じられる方のほうが多いのではないかと思います。

「基礎」で覚えることは最低限のものに厳選

また、この「基礎」で覚えるべき単語やフレーズなどの「知識」は、
最低限に絞るようにしてあります。
そのような最低限の知識でも、使い方を「基礎」でしっかり覚えれば、
日常生活を送るのには十分というのを身をもって体験しているので、
自信を持ってそのように設定できているのです。

その最低限の知識から、学ぶ人それぞれの目的に応じて、
必要な分の知識・表現を上積みしていけばいいだけですので、

  • 「仕事用に参考書籍やドキュメントを早く正確に読めるようになりたい」
  • 「映画やドラマを半分くらいでもいいから直接分かるようになりたい」
  • 「大学受験やTOEIC等の試験で高得点を取りたい」

といったような、「話す・聞く・書く・読む」の
4技能のバランス的には少し偏っている尖った目標であっても、
ムダの少ない学習で到達できるようになっています。

まとめ

ここまでで、筆者Longoの初期〜中期の英語学習の軌跡の紹介と
それらが「逆転英語ガイド」の特徴のユニークさに
どのように反映されているのかを説明させてもらいました。

まだまだ書き足らない部分も多いのですが、
今回の説明だけでも当サイトの内容の持つ独自性の理由や
目指している方向性への理解を
いくらかは深めていただけたのではないでしょうか?

12才までは英語が全くできない普通の日本の小学生だった私でも、
最初さえ適切なやり方で学び始めれば、
根強い「英語力の基礎」が身につき、
その後は独学でもより高度な英語力を身につけられたという体験。

これを基に

  • 学習初期に「英語の基礎力」=英語を学ぶ力をしっかりつける。
  • それ以降は独学でもいいので、学習すればするだけ伸びる。
  • 飛躍的・効率的な学習をしたくなったら、留学などを目指す。

という3つのステージに大きく分けて、
英語学習のプロセスを考えていくというのが、
「逆転英語ガイド」の中心となる大きな流れとなっています。
そして、その中でも特に「基礎」を重視しています。

この英語学習の「3つのステージ」の考え方や、
英語学習の「基礎」などについては、
これからの記事でさらに詳しく解説していきますので、ぜひご期待ください。

それでは、また!

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